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本と生活について書くブログなのだ。君が好きだ。

荒野読了

 桜庭一樹先生の荒野、読み終えました。カジカです。感想が思い付かない。。何だろう、皆、少年少女だった!って感じですかね、鎌倉育ちっていうのが羨まし過ぎる設定。鎌倉ならこんな清らかさと子供の目線の上で繰り広げられる大人の情念が現代では成り立ち得ないはずの黄金比で成立してそう。まさに鎌倉マジック。ていうか鎌倉で産まれて青春を過ごしてれば自分だって!畜生!という気分にさせるくらい素敵な町なんですよね、鎌倉。本当に美しいよ。中学生とか全然スレてないですし、中学生カップル鎌倉で見たことあるけどマジでリアル耳をすませばって感じです。要は鎌倉すごい。そして、第一部の最初から荒野ちゃんの成長を見てるんで、終盤になると過ぎて行く青春!!を強く感じさせられて、そこに作中の年月の重みものって結構切ない。そして自分の10代とか思い出しちゃいましたね、普段絶対考えない、思い出さない、隠し持ってた記憶とかがポロッ、とハミりましたね。過去への郷愁と止まらない人生のスピード感。まったりだけどゆっくりじゃねえ感じ。総合で見ると桜庭作品の中では製鉄天使ばりに微妙でしたが、確実に胸の奥の忘れてた何かを喚起してくれたと思います。ありがとう。